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夏の北海道 その37 〜旭川までオホーツクで
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    駅弁かにめし
    特急オホーツクで網走を出発し,まずはお腹を満たすことにしました.お昼を食べたのが早かった訳ではないですが,なぜかいただいてしまいました.網走駅で特急を待っている間に購入した「かにめし弁当」です.当時売店に在庫がなく,17時18分発の特急に乗られるのですよね?とお店の人に確認されました…ということで,できたて(詰めたて?)を頂くことができました.特急の出発までには相当のお客さんが駅弁を購入していましたので,一足早く入手できてよかったなと.全行程内で駅弁をいただいたのはこの時が最初で最後でしたが,とても美味しくいただきました.パッケージが凝っていて高いと思う駅弁もある中,北海道の駅弁は値段相応の中身を提供してくれて,ありがたいなと思います.

    留辺蘂駅
    その昔,時刻表をめくりながら全国の列車の終点を見て,行き先字幕風に書き出していたことがありました.その時の最も印象が強かったのがこの留辺蘂(るべしべ)駅.この駅名の音の響きと,「しべ」という漢字の難解さで一度見たら忘れられない駅でした.その駅も特急オホーツクは停車します.今だからこそインターネットでその駅名の由来が調べられますが,元は留辺蘂町という町の名前で,アイヌ語の「ルペシペ」で,越え下っていく道という意味だそうです.

    留辺蘂からしばらく行くと遠軽.ここからはかつて北に向かって名寄本線が通っており,オホーツクが走る石北本線に対しては,網走方面から来ても旭川方面から来ても列車の先頭は遠軽駅では北向き,つまり名寄本線に直通できるような向きに接続されています.よって網走から旭川方面に直通するオホーツクは,この駅で列車の進行方向が変わります.名寄本線はJR化後の1989年に廃線になりました.よって現在はすべての列車がこの駅でスイッチバックします.

    遠軽駅の発車は19時5分.ここからだんだんと外は暗くなります.暗くなくても何もないエリアなので,暗くなるとまさに真っ暗に.そして北海道の背骨を通過する部分は,石勝線と同じく駅間が非常に長いです.外に何も見えないということもあって,疲れも出たのか不覚にも寝てしまいました.妻は白滝シリーズ(下白滝→旧白滝→白滝→上白滝と「白滝」とつく駅が4駅連続している)を見るといって,ずっと起きていたそうですが.エライ!

    旭川に到着
    網走から3時間40分,時刻どおりに旭川駅に到着です.石北本線は2つ前の新旭川が終点で,新旭川からこの旭川までは宗谷本線,旭川から札幌方面は函館本線になります.が,今日の移動はここまで.旭川駅は2年ほど前に新しくなって全面開業したばかりで,とてもきれいな駅でした.まだ駅前広場が工事中でしたが,来年度には完成するようです.

    旭川駅舎
    夜遅い到着となりましたが,だからこその駅舎を見ることができたかもしれません.駅舎がライトアップされているわけではなく,ホームの照明が高架駅内を照らし,その明かりを外から見ることができるという.こういう見せ方は結構好きです.熊本駅の新幹線ホームと同じような感じでしょうか.

    この日は車移動もあり,列車移動もありで疲れた?
    ホテルの大浴場でたっぷり休息.翌日に備えます.

    〜その38へつづく〜
    | Msa | 新婚旅行 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
    Comment
    2013/10/27 6:15 AM posted by: S係長
    お疲れ様です。
    北海道旅行で駅弁は一回だけでしたか。もったいないでしたね。
    でも、我等の時を思い出しても、確かに一回だけだったように感じます。ホテルで夜朝食べたので、それがでかいでしたが、偶然にも、網走駅で買いまして、釧網本線車内で食べました。
    せっかくの機会でしたから、奮発して少々値段の高い駅弁を買って食べた記憶があります。もちろん海鮮系駅弁でした。
    昨夜見ていた思い出の鉄路と言う番組で、名寄本線のことやってました。
    石北本線が出来る前までは、こちらが網走方面に向かうルートだったようですね。
    2013/10/27 7:54 PM posted by: Msa
    S係長様

    コメントありがとうございます.
    駅弁同じく一回で,貴重な夕食でした.とてもおいしかったです.
    北海道は廃線になった線も多く,まだそれらの多くがあったころに来てみたかったです.「車窓」としてしか見られない景色がきっとあったはずですから,それをのんびりと見てみたかったですね.
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