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ジオターゲティング
夏の北海道 その50 〜長い旅の終着点
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    仙台に到着
    ころは7月半ば.夜明けも早く,目を覚ますと既に明るくなっていました.どれくらいの時間寝たのか・・と思っていたところ,間もなく列車は速度を緩め,仙台駅に到着.ご覧のとおり,午前4時35分の出発です.日付が変わるころに寝付いたと思うので,わずかに4時間半の睡眠.でも寝台列車に乗っていて,睡眠時間はこれくらいのほうが楽しめることも多いのでちょうどよいかな?(と思うのは私だけかもしれません)

    景色は明らかに本州
    仙台を発車し,見た外の景色は明らかに本州のものでした.青函トンネルをくぐって青森についたところまでは見届けてから寝ているはずなのですが,どこかまだ北海道にいるのではないかという気がして.明るくなって外の景色を見たときは,本州にいるという現実を目の当たりにした瞬間でした.少し海峡を隔てただけの北海道と本州で,パッと見ただけでもこれほどまでに景色が違うのかと思います.

    「カシオペア」の朝のサービスとしては,朝刊のサービスがあったり,モーニングドリンクサービスがあったりします.食堂車での朝食も朝6時半から営業していますが,こちらは予約なしということもあって,込み合うかなと思い札幌駅で別途調達したものをいただくことにしました.7号車に車内販売のカートがやってきたことを知らせるランプが点灯すると,モーニングドリンクサービスとしてコーヒーをいただき,ゆっくりと朝ごはんになりました.宇都宮,小山を過ぎ,徐々に自分が知っている区間を走っていきます.時刻通りの運行となっているようです(残念ながら??).

    まもなく上野
    大宮も過ぎ,いよいよ残る停車駅は終点,上野駅です.部屋のテレビも間もなく上野駅と告げ始めました.札幌駅からの17時間13分も間もなく終わってしまいます.寝台列車が終点の駅に着くときは,何となく寂しさがあります.これだけの長時間乗車していることというのは現在にはなかなかないことなので,そしてさらに今回のように個室だと何らかの愛着というか,そういうものも湧いてきますし,この場所を離れがたいという感情が寂しさを引き起こすのでしょう.・・とはいいながらも,列車は淡々と上野駅の場内へ進入.14番線ホームに入り始めました.普通の特急であれば,これくらいの時間からデッキに向かい下車準備をするのですが,それすらも惜しく感じられ,完全停車まで部屋に残ることにしました.窓の外から眺める景色に「うえの」という文字が見え,そしてどこかで見たことがある二人組・・・ん??もしかして?

    上野駅に到着
    荷物をまとめてデッキから下車すると,S係長様ご夫妻でした.都内への用事のついでに出迎えに来ていただけたのでした.先に室内から見つけてしまったのは誤算のようでしたが,十分なサプライズです.おかげさまでカシオペアのロゴマークや先頭の機関車と一緒に写真を撮ってもらうことができました.わざわざお立ち寄りいただきありがとうございました.そして夢のような時間を一緒に過ごした「カシオペア」ともここでお別れです.ありがとうございました.また機会があれば乗りたいですね.

    頑張ってくれた切符たち
    旅はまだ続きます.上野駅から自宅のある横浜へ移動します.・・しかし暑い!梅雨明け直後から猛暑だった今年,暑さの洗礼を受けたのはこの時が初めてでした.でも電車の中は涼しいので快適です.遠く網走から一緒に旅をしてきた切符もいよいよ最後の改札通過.駅員窓口で無効印をもらい,パンチで穴をあけてもらって無事到着.長い長い旅でした.切符のない,車での移動日もありましたが,これらの切符を見ると車の日程も含めていろいろなことを思い出します.

    旅のしおり最終ページ
    盛岡でわんこきょうだいに会えたこと,「リゾートしらかみ」で見た美しい景色,「はまなす」運休の悲劇,小樽に到着できたときの安堵,積丹ブルーの海,六花亭本店のお菓子の数々,釧路湿原の雄大さ,根室本線のすばらしさ,根室駅前のえもいわれぬ最果て感,道東で見た北方領土や広大な森,動物たちなど自然の豊かさ,美瑛・富良野の華やかさ,そして「カシオペア」での思い出.どれもこれも一つ一つ忘れえぬ思い出となりました.1週間でかなり盛りだくさんな内容ながら,印象的なことが多かった大変楽しい旅行となりました.それらの思い出はたくさんの写真と旅のしおりに詰め込んで,またことあるごとに見返していきたいと思います.しおりの最終ページには「また旅しようね」「楽しみだニャー」・・・本当に楽しい旅行でした.

    7月15日から書き初めましてちょうど5か月間,50回にわたってご紹介した夏の北海道の新婚旅行記も今回が最終回です.皆様に大変長らくご覧いただきましてありがとうございました.

    〜夏の北海道旅行記 おしまい〜
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    夏の北海道 その49 〜名残りを惜しむ夜
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      ソファーがベッドに
      食堂車から戻ると,ベッドメイキングに入ります.ソファーだったときと比べると,まず2つあるテーブルを壁側に倒し,2つの座る部分を写真手前側に引いて,背当て部分を倒すとベッドになります.一つ目のベッドは,こちらの写真のように進行方向と平行な向きに寝るベッドが完成します.ベッドの幅は800mmほどで,列車内のベッドといえば・・というようなサイズです.A寝台としては狭いのでしょうか?・・ほかにA寝台に乗ったことがないのでわかりませんが,でも寝るには十分です.

      奥は線路に垂直です
      もう1つのベッドは部屋の入り口から一番奥にあたります.こちらは新たにベッドを作る必要はありません.もう1つのベッドを作るだけで2つのベッドが完成しています.こちらの2つ目のベッドは進行方向に垂直な向きに寝るベッドです.寝台列車に乗ったことがある方はわかるかと思いますが,列車内で寝る向きというのは好みが分かれまして,基本的には列車の進行方向と平行に,しかも進行方向に足を向けて寝るのが一番楽なようです.進行方向に垂直な場合は,列車の加減速に合わせて体が左右に揺さぶられるので,慣れない方は寝られないかもしれませんね.

      カシオペアパジャマ
      ベッドメイキングがおわったら,寝巻にお着替えです.普通の寝台特急ならば,JRのロゴ入り浴衣が普通ですが,カシオペアは専用に浴衣がありました.こちらに着替えて,あとは寝るだけ・・ですが,せっかくのカシオペアですから寝るのはもったいないです.少ししゃべりながら,起きていることにしました.

      乗ってきた「白鳥」とすれ違い
      少し時間を巻き戻し,ベッドメイキングをしている最中のお話.21時30分ごろ「カシオペア」は運転停車しました.あとで調べてみると江差線の上磯駅だったようです.何かの列車とすれ違いだろうなと思って窓の外を見ていると,「スーパー白鳥」がやってきました.・・そう,この「スーパー白鳥」は1日目にトラブルに巻き込まれたときにやむなく乗車した「スーパー白鳥」33号でした.私たちが「スーパー白鳥」に乗車していたのは土曜日でしたので,札幌発の「カシオペア」の運転日です.しかし1週間前の「スーパー白鳥」は「カシオペア」とはすれ違いませんでした.・・当日の「カシオペア」はあの火災のために東室蘭で運転打ち切り.しかし乗客はのせたまま,あの火災のために上野には約6時間半遅延で到着したそうです.

      木古内を通過すると津軽海峡線に入ります.江差線,津軽海峡線を走っている間は個室内の電灯を消すと,外は真っ暗.2階にしてよかったと思ったのは,この時でした.天井に向かって湾曲した窓からは,たくさんの星が瞬く空が見えました.寝ながらにしてそれを楽しむことができました.この区間では客室は北か東を向いて走りますが,カシオペア座も見えた??ような気がしました.

      青函トンネルで本州へ
      「スーパー白鳥」との離合は,あの日の記憶を呼び覚ますかのようでしたが,その離合から約20分して,「カシオペア」は青函トンネルへ突入.いよいよ列車は北海道から本州へと走る地を変えてゆきます.青函トンネル内は北海道新幹線の工事が進んでおり,既に三線軌条は完成済み.鉄道雑誌などの写真を見ると,トンネル前後の高架橋などもかなり工事が進んでいます.すでに在来線は新幹線の高架をよけるように作られていたのですね.ちなみに新幹線が開通すると,架線電圧は20kVから25kVへ昇圧されるため,現在使用されている機関車や列車などはそのまま通過できなくなるようです.トンネル内に走行音がこだまする独特の通過音が静かになった22時30分ごろ,「カシオペア」は無事本州に渡りました.

      憧れの「はまなす」
      客扱いの停車は,函館を出た後は翌朝の仙台までありませんが,先ほどの上磯駅,そして青函トンネルを出た後の蟹田駅でも停車します.時間はトンネルを出て30分後の23時過ぎです.窓の外を見ると,機関車に引かれたブルーの客車列車と離合のようです.再び記憶が1週間前に・・火災事故で運休となった札幌行きの「はまなす」でした.乗車するはずだった憧れの「はまなす」とここで対面することができました.名残りを惜しむ間もなく「はまなす」は函館,札幌を目指して青函トンネルへ向かっていきました.そして「カシオペア」も続けて青森にむかって発車しました.

      青森駅には23時半過ぎに到着.ここで再び列車の進行方向が変わります.いよいよ私たちも消灯して,眠りにつくことになりました.心地よい列車の揺れ,走行音はまさに子守歌,夢の中にはすぐに到着することができました.

      〜その50へつづく(次回完結!)〜
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      夏の北海道 その48 〜最後の晩餐
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        ディナーチケット
        夜も更けてきて夕食の時間です.「カシオペア」の夕食は,予約制の3回の時間帯と,誰でも気軽に楽しめるパブタイムに分かれています.私たちが予約できたのは3回目の時間帯.20時10分から約1時間のディナータイムとなりました.こちらも先着順なので,1か月前の時点で予約しておかなければいけません.私の場合,切符の発売日,10時打ちの結果を見に行ったとき(発売日当日の11時半ごろ)に予約しましたが,既に希望の時間帯は満席で,3回目にすることにしました.

        テーブルも準備OK
        ディナーの準備ができると,案内の車内放送があります.それをうけて7号車を出発し,食堂車のある3号車に向かいます.4両先ですが,限られたスペースのうち客室に割り当てられたスペースが広いので,通路は狭く,それなりの移動時間がかかります.食堂入口でチケットを渡すと,いよいよディナータイムの始まりです.3回のディナータイムの間にはテーブル準備の時間がとられていますので,セットも完璧なテーブルに案内されます.ちなみに食堂車も2階建ての車両で,2階が食堂スペース,1回が厨房になっています.

        乾杯!
        ディナータイムのお料理はすでに予約時に決まっていますので,こちらではドリンクのみを注文します.迷わずビールを注文しまして,心地よく揺れる車内で乾杯!

        オードブル
        ディナーの内容は懐石料理とフランス料理のコースを選べますが,今回は後者を選択しました.まずはオードブル,「帆立貝柱とサーモンのマリネ 紅白仕立て」です.ご覧いただくとわかる通り,ホタテの貝柱とサーモンをふんだんに使ったお料理です.写真はありませんが,このころにパンをいただくことができます.

        お魚料理
        続いては魚料理,「牡丹海老と白身魚のワイン蒸し 赤ワイン風味のクリームソース」です.お皿全体に広がっているソースは海老はもちろん,白身魚との相性もとても良くておいしくいただきました.

        お肉料理
        そして肉料理,「牛フィレ肉のソテー大地の野菜添え マスタードソース」です.お肉はもちろんやわらかくておいしく,ニンジンとヤングコーンの流れ星もかわいらしいです.

        そしてデザート
        最後はデザート,「スペシャルガトーとグラスの盛合せ」です.北海道の形になっているチョコレート(だったかな?)がのったケーキがおいしかったです.品数はこの4品ですが,やはり「カシオペア」の車内でのお食事,流れる景色を見ながらの食事というのは別格のもので,大満足でした.実際,20時10分からの食事で,北海道内ですから外は真っ暗なのですが,レールのジョイント音と揺れの中が移動中だと感じさせてくれました.

        デザートが出てきたのは,写真の撮影時間からすると21時8分.ちょうど函館駅に到着したころです.函館からは進行方向が変わり,津軽海峡線に入っていよいよ北海道の地を後にする時が近づいてきました.機関車が付け替えられ,21時12分に函館を出発.と同時に私たちもディナータイム終了.北海道での最後の食事を大満足で終えることができました.

        〜その49へつづく〜
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        夏の北海道 その47 〜最後尾のロビーカーへ
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          使用し始めた最後の切符
          札幌を出て,白石からは千歳線に入ります.網走からの切符は,旭川から函館本線をたどり,この白石から千歳線に入るルートになっていますので,札幌からの出発時は有効ではありません.そこで白石までの切符を買ってこれで駅に入場.白石から元の切符のルートに戻ります.ここからは,千歳線,室蘭本線,函館本線,津軽海峡線,青い森鉄道,いわて銀河鉄道,東北本線を経由して上野へ向かいます.青い森鉄道といわて銀河鉄道は,東北新幹線が新青森開業した際にJRから分離された第3セクターの路線です.

          室蘭本線を走行中
          カシオペア・ツインで過ごすこと1時間,南千歳を過ぎ,太平洋側に出てきました.画面から行くと白老のあたりですね(苫小牧を出て登別に向かっているところです).このあとシャワーの時間を経て,ロビーカーへ向かうことにしました.上野発のカシオペアの場合は,最後尾がカシオペア・スイートの最高級室となりますが,札幌発のカシオペアの場合は,最後尾がロビーカーとなります(函館から青森までは進行方向が変わるため,ロビーカーは先頭となります).

          ロビーカーへ
          こちらが最後尾のロビーカーです.窓向きのいすやソファが置かれ,そして座った時の腰近くから天井までの大きな窓で囲まれた解放感たっぷりの場所です.訪れた時にはすでに何名かのお客さんが来ていましたが,いすが埋まるほどではありませんでした.ちょうど車掌さんが空調か照明か,何かを確認しに来ていましたので,いろいろと車窓について解説をしてくれました.東室蘭を過ぎ,内浦湾を左手に見ながら進んでいるところでは,はるか彼方に見える駒ヶ岳の場所を教えてくれました.お天気もよく,駒ヶ岳も見ることができました.

          後方の眺め
          最後尾となるソファに座ってみました.後方の眺めはとても良いです.自然に囲まれたレールの上をすーっと走り去っていく景色は飽きることなく見続けられます.そのうち,伊達紋別駅に停車.伊達紋別駅では,あとからやってくるスーパー北斗18号に追い越されます.

          スーパー北斗が追い越す
          しばらく待っているとスーパー北斗がやってきました.実はこのスーパー北斗,札幌駅でカシオペアが出発したホームと同じホームから40分後に発車してきた特急です.カシオペアが客車列車のため割とゆっくり走っているというこのもありますが,スーパー北斗もディーゼル車としてはかなりのスピードでやってきますから,ここで追いつかれてしまいます.特急が特急を追い越すシーンに立ち会うことができました.

          ロビーカーには,旅行先で見かけることがある寄せ書きノートも設置されています.すでに書かれている寄せ書きをいろいろと目にしましたが,特別なタイミングでカシオペアを利用している人たちが多く,読んでいるだけで心和みました.そして私たちが無事乗車できていることのありがたみを再びかみしめ,私たちもせっかくなのでそこに一筆したためてきました.

          〜その48へつづく〜
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          夏の北海道 その46 〜カシオペア・ツイン
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            「カシオペア」は全室A寝台の寝台特急です.最高級のカシオペア・スイート(1室),同メゾネットタイプ(6室),カシオペア・デラックス(1室),カシオペア・ツイン(77室)の4種類がありますが,すべて2人用個室です.今回は「カシオペア・ツイン」の室内をご紹介しましょう.前回の記事で書いておりますが,私たちが利用したのは2階の部屋です.

            向かい合うソファー
            客車の通路から階段を上がり,部屋の扉をくぐると,向かい合うソファーがあります.こちらの写真は部屋に入った時に奥にあるソファーから撮影したもう一つのソファーです.撮影した私が座っている側はベッドも兼用になっており,列車進行方向に対して直角に寝転がれるように長くなっています.2階の部屋なので窓は上に行くほど屋根に沿って湾曲した形をしていますが,普通に立てるほどの天井の高さはあります.カシオペア・ツインの中でも車両の両端の部屋は2階建てになっていないので,天井は2階建てよりも高いです.

            テレビがついています
            1つ目の写真の右側の壁にはいろいろな機能が集約されています.上から,鏡,テレビ,時計・アラーム・空調等のスイッチ,そしてゴミ箱があります.テレビの表示はNHKのBS放送が見られたり,GPSによる現在地表示をすることもできます.その右側には扉があって,こちらの中は次の写真をご覧ください.

            トイレがついています
            部屋の中の扉の中にはトイレがあります.一番下のランクの部屋毎にもトイレがあるとは驚きです.私がでかいからかもしれませんが,トイレは少し狭めです.そしてトイレの左側の壁の中には・・

            そして洗面台
            洗面台が収納されています.その上の扉となっている鏡の中には,歯ブラシなども備え付けられています.

            シャワーカード
            カシオペア・ツインにはシャワールームはありませんが,カシオペア・スイート,カシオペア・デラックスには各部屋にシャワーブースがあります.カシオペア・ツインのお客さんは,6号車か11号車の共用のシャワールームを使用することになりますが,こちらは事前予約制.カシオペアに乗車したらすぐに食堂車(3号車)で予約できます.お湯は断続的に6分間使えて,シャワールーム自体は30分ごとの予約となります.

            ドリンクチケット
            各部屋にはウエルカムドリンクのサービスがあります.カシオペア・ツインではソフトドリンクですが,さらに上のクラスではミニバーがついています.また翌朝のドリンクサービスチケットももらうことができます.A寝台に泊まるのは初めて,しかも日本最高クラスの寝台特急ですから,いろいろなサービスに驚きの連続です.切符を確保するにもあれだけ大変だった理由がわかりました.そして列車の中で一夜を明かすのは何よりも特別な時間となります.

            16時12分,定刻で札幌駅を静かに出発しました.昔と違って密着連結器の編成ですから,いつ発車したのかわからないくらい本当に静かに発車しました.この列車を降りるときはもう旅が終わりを迎える時だと思うと,とてつもないさみしさを感じ,しんみりしてしまいましたが,列車は徐々に速度を上げ,札幌を離れて南下を始めました.

            〜その47へつづく〜
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            夏の北海道 その45 〜カシオペアと対面
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              出発の案内
              札幌駅の改札口を通り,いよいよ最後の切符がスタートしました.札幌駅の4番線へ上がり,ホームの案内を見て写真を一枚.ここまで7日間の北海道滞在から抜け出してしまう瞬間が近づいてきました.行き先が北海道内の地名ばかり見ていた中で,「上野」という行き先が少し現実世界に引き戻されます.本州への入り口である「青森」などではなく,よっぽど自宅に近い「上野」という行き先なのでなおさらです.

              札幌駅名票もさみしげ
              見慣れた北海道の駅名票ともこれでお別れ.私たちがいた場所は端のほうだったので,ここまで列車が停まらずなんだかさみしげです.ここまでいろいろな駅名票の写真を紹介してきましたが,駅名票の下にはかならず「サッポロビール」の表記があります.これはスポンサー表記なのだそうです.国鉄の書体で書かれた「さっぽろ」に次に出会えるのはいつの日か・・.

              カシオペア入線
              寝台特急「カシオペア」が札幌駅の4番線ホームに入線してくるのは16時3分.発車のわずか9分前です.その時間に向かって,続々と乗車される皆様がホームに上がってきました.入線は桑園寄りからで,ホームの真ん中のほうにいると,結構スピードがある状態で撮影することになるので,ホームの苗穂寄りで待つことにしましたが,見事に失敗!妻のほうがうまく取れていたのでそちらの写真を採用です.どうも気が焦って,シャッターを早めに押してしまい,次の撮影のタイミングでは行き過ぎてしまうもので.特にこういうタイミングではそうなってしまいますね.

              7号車
              写真を撮っていた場所から少し戻りながら,「カシオペア」と一緒に写真を撮ったりしていました.今までにも撮影することは非常に稀ながらありましたが,その車両にこれから乗れるとは気持ちも昂ります.私たちが乗車するのは7号車(禁煙車)です.札幌出発時はスイートがある1号車が先頭車になりますので,12両編成のうち後半の1両目ということになります.時間もないので,ひとしきり写真を撮って乗車しました.

              21号室
              私たちが乗車したのは7号車の21番個室.「カシオペア」のほとんどの車両が2階建ての車両で,20番台ならば2階,10番台なら1階の部屋になります.2階が希望でしたので,2階の切符が取れて本当に良かった.6月13日の歓喜を再びかみしめました.すでに22番の扉は締まっていて入室済み,21番の扉が開いた状態で私たちを待っていてくれました.これから17時間お世話になるお部屋に入ります.

              〜その46へつづく〜
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              夏の北海道 その44 〜札幌の名所めぐり
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                テレビ塔
                六花亭を再び堪能した後は,また地下鉄で札幌の中心部へ戻ります.大通駅で下車し,出口を出るとそこは大通公園.まずはテレビ塔がお出迎え.テレビ塔といえば,私にとっては名古屋のものがなじみがあるのですが,完成時期も近いためかよく似た感じがしますが,高さは少し小さめでしょうか?テレビ塔は外から眺めるだけとなりました.

                時計台
                札幌といえば・・まずはここでしょう,時計台です.「まずは」といった割には,北大→六花亭→テレビ塔のあとの4番目でしたが.来たことはなかったので,今回はぜひ行きたいと思っていた場所です.時間はちょうど00分に近かったので,しばらくそこに滞在して毎時を伝える鐘の音も聞いていきました.少し気になっていたのは,「時計台」と呼ばれているのですが,本当は何なのか(何だったのか)?・・正式名称は「旧札幌農学校演武場」というのだそうで,つまりは学校の体育館だったということでした.ビルに囲まれて,三大がっかり・・などにあげられることがあるようですが,私としては全然そんなことはありませんでした.行けてよかったです.

                旧北海道庁
                さらに歩いて今度は旧北海道庁本庁舎へ.赤レンガが印象的な建物です.現在の建物は再建されたもののようですが,きれいに整備されていて札幌の名所の一つになっています.内部にも行けるようですが,残念ながらこちらも今回は外から眺めるだけです.正面手前にある花壇とともに見られてとても良いところでした.お天気が晴れだったということも美しさの手助けになりましたね.

                最後のお昼はお寿司
                いろいろと見て回って,ちょっと遅いお昼ごはんです.長らく続いてきたのですが北海道で食べられる食事はこのお昼御飯が最後です.最後はやっぱり海の幸,ということでお寿司屋さんに入りました.事前においしいと聞いていたチェーン店に行ったのですが,札幌駅そばの店舗は人がいっぱい!ということで,急きょ時計台そばまで戻り,そちらの店舗へ行きました.このお店は回らないお寿司やさんですが,とてもリーズナブルでした.事前情報のとおり,とてもおいしく堪能できました.今度もまた行ってみたいな・・・根室本店へ!(^^)

                再び札幌駅へ
                お昼も終わって再び札幌駅へ,今度は南口です.時間は15時ごろ,駅のお土産ショップをぶらぶら見て,ロッカーから荷物をすべて取り出し,改札口へ向かいます.いよいよ札幌を旅立つ時が近づいてきました.

                〜その45へつづく〜
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                夏の北海道 その43 〜ここでふたたびの・・
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                  札幌市営地下鉄
                  北12条駅から南進,大通駅にて東西線に乗り換えです.写真ではわかりにくいですが,札幌の地下鉄にはいわゆるレールはなく,軌道中央のレールをガイドとして走行する方式であり,車両の車輪もゴムタイヤです.お台場へ行く「ゆりかもめ」などと似ています.ただし「ゆりかもめ」と異なるのは無人運転ではないこと.それから普通の電車のように車両の上に架線がある路線もあることです.ゴムタイヤの車両であることもあってか,加速がすごいです(と感じます).

                  地下鉄の車両
                  こちらは東西線の車両です.なぜか私の中では北海道の地下鉄といえばカクカクとした形状だという印象があって,こちらの車両を見た時などは最近の形だとびっくりしました.ちょっと柔らかくかっこいい形ですね.カクカクと思ったのはきっと過去に走っていた1000形や2000形の印象が強いからだと思います.

                  さて,こちらの車両に乗って向かったのは,円山公園駅.こちらの近くには円山動物園や大倉山のジャンプ台があるのですが,私たちが向かったのはこちらです.

                  六花亭 円山店
                  六花亭・円山店です.3日目に帯広で訪れた六花亭の支店です.ここも本店と同様,店舗と喫茶室が併設されています.帯広の本店では食べそびれたものがあり,そちらをぜひとも北海道にいる間に食べてみたいということになり,札幌での再訪問の道を探っていたのですが,見事に実現しました.・・特にここへ行くために何か予定をなくしたということもありませんでしたが.

                  プレミアム25とコーヒー
                  そこまでしていただきたかったのがこちらのケーキ,「プレミアム25」です.2.5時間かけてじっくりと焼いたチーズケーキです.生クリームとマカロン付,わざわざ地下鉄に乗ってここを訪れて食べるだけの価値がある,とてもおいしいケーキでした.そして帯広の時と同様においしいコーヒーもいただきました.

                  まじりっけなし あずき味
                  相方はこちら,「まじりっけなし」のあずき味です.帯広の本店ではソフトクリームをいただきましたが,こちらもまたとても美味.こちらのほうがお気に入りのようでした.帰りにシュークリームを買って,こちらもいただいてしまいました.六花亭に寄るとあれもこれも食べてみたくなってしまって困ります.名残を惜しみつつ,地下鉄に乗車して再び大通公園へ向かいます.

                  〜その44へつづく〜
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                  夏の北海道 その42 〜北大キャンパスを歩く
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                    札幌駅へ
                    いよいよ旅の最終日,8日目のスタートです.宿で荷物をまとめてまずは札幌駅へ.わかりやすい場所のコインロッカーは前日に探してあったので,そちらに大きな荷物を預け,身軽になって今日の観光に備えます.そして観光の前にまず大事な確認事項が・・.

                    大事な確認事項
                    旅の最後は「カシオペア」での移動です.他の本州〜北海道間の寝台特急も朝到着した編成が夕方に折り返す形をとりますが,特に「カシオペア」については予備の編成がなく,1編成が2日かかって1往復するスタイルをとりますので,この日に何らかの理由で札幌に到着できていない場合,折り返し夕方の「カシオペア」も運行されない恐れがあるためです.ドキドキしながら札幌駅の到着案内を見ると・・上から4行目,15分遅れながら到着していました.良かった.

                    北海道大学
                    札幌駅の北側に出て,北海道大学のキャンパスに行ってみました.北海道大学のキャンパスは札幌駅の北西に広がる大変に広大な敷地で,目的の学部の建物で地下鉄の駅が異なるほどです.それもそのはず,全学部がこの敷地内に存在し,しかも農場なども併設されているため,これだけの敷地があるようです.この敷地のくぐるように地下トンネルが建設されている部分もあります.

                    キャンパス内
                    ある程度の建物はまとまってたてられていますが,それでも密集しているという感じではなく,とても緑が多いキャンパスでした.お天気も良かったので,空の青色とも相まってとても目に優しい光景が広がっていました.大きなバスも悠々と通れるほどの広い道に緑がいっぱい.私がいっていた大学と比べると大違いです.この大学に行けるほどの能力はありませんでしたが,こんなところなら憧れて頑張れたかもしれませんね.

                    クラーク胸像
                    北大キャンパス内にあるクラーク像.全身の銅像が有名ですが,こちらの銅像は胸像になっています.全身の銅像は札幌市南部の羊ケ丘展望台というところにあります.私たちが行った時には,こちらの胸像のところにもたくさんの人が来ていました.休憩もかねてこの後,大学生協の売店へ.大体どこの大学にもある生協ですが,その雰囲気は似たようなものがあるのでしょうか.とても懐かしい感じがしました.北大グッズも販売されていました.

                    ポプラ並木
                    キャンパス内を少し西のほうに歩いてポプラ並木を見に行きました.300mは続くポプラ並木なのですが,台風の影響などを受けて半分ほどのポプラが倒壊.北海道まで台風が行ったことがありましたかね(2004年のことだそうです).しかし現在は一部再生されて,徐々に元の並木道に戻りつつあるそうです.この場所には,前の五千円札で有名な新渡戸稲造の胸像がありました.

                    再びキャンパスを東へ戻り,北海道大学病院のそばから大学の敷地をあとにしました.少し歩いたところに,地下鉄南北線の北12条駅があります.ここから地下鉄に乗り,次の目的地を目指します.

                    〜その43へつづく〜
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                    夏の北海道 その41 〜最終目的地・札幌へ
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                      美瑛からの帰り道,旭川駅近くでおいしいお菓子屋さんを紹介してもらっていまして,時間があまりなかったのですが15分は居られるということで立ち寄ることにしました.そのお店とは「The Sun 蔵人」です.ここは蔵造りの立派な店構えなのですが,中はとても広く明るく素敵なお菓子屋さんでした.「蔵生」という生チョコサブレがここのお菓子の代表格.ほかにもバームクーヘンとか蒸し饅頭やどら焼きまで,和洋さまざまなお菓子がありましたが,一番驚いたのは箱売りしていたお菓子のほぼすべてが試食できるようになっていたこと.おかげさまでお土産選びに役立ちました.・・食べて選んでばっかりで,肝心の写真がないのですが.

                      スーパーカムイ
                      旭川駅近くでレンタカーを返却し,再び列車旅に戻ります.この日はこちらの「スーパーカムイ」号にて札幌へ移動します.「スーパーカムイ」号はこちらの785系のほか,小樽でちらっと見た789系1000代の車両も使用されます.旭川と札幌の間は,30分に1本この特急が走るほどの特急高密度路線.しかも両駅間の平均時速は日本トップクラスであるにもかかわらず,1時間以上かかります.もっと近いのかと思っていましたが,140kmもあるのですね.北海道は広いです.

                      Uシート
                      指定席は「uシート」という愛称があります.自由席とグリーン車の間のクラスといった感じです.シートが大きくて広くて快適です.ちなみに「uシート」のuはyouの読みのuで,「余裕」の旅を「あなた(you)」のためにという意味だそうです.

                      札幌まで
                      網走から使用し始めた切符.今回のスタート地点である旭川からは函館本線に入ります.札幌,小樽を経由し,函館に向かう路線ですが,私たちはこの後札幌を経由し,苫小牧方面から函館を目指すため,途中の白石でこの切符のルートからは外れますので,札幌駅で精算します.ちなみに「スーパーカムイ」は札幌で向きを変えて,新千歳空港へ向かいます.

                      札幌に到着
                      いよいよ札幌に到着です.札幌へ来るのは3日目以来4日ぶりですが,乗り換えのみで駅から出ていないため改札口を出るのは今回が初めてです.もちろん札幌の街に出るのも初めてです.到着時間は夕方でしたので,この日の札幌の行動は夕食をいただくのみ.まずは予約してあった宿に入って荷物を置いてから,徒歩で出かけました.街をぐるぐると歩き回った後,キリンビール園に到着.この日の夜はジンギスカンをいただきます.

                      キリンビール園
                      写真でご覧のようにとても広い大きなお店でしたが,この日はお客さんでいっぱい!・・確かどこかの大学の同窓会だか何だかが行われていて,ものすごい人の数でした.予約していないお客さんは待合室で待つばかり,私たちも店を決めていなかったのでそちらの部屋で待つこと1時間ほどでしょうか.ようやく入場できました.

                      ジンギスカンをいただきます!
                      おなかもペコペコになったので,さっそくいただきました.焼肉自体もあまりしないので,こういう形態でお肉を食べるのは久しぶりです.おなかがすいていたこともあってとてもおいしくいただきました.そしてビールもおいしい!フローズンビールなど,変わったビールを飲みましたが2杯ほどでぐるぐる回り,いつもより効き目が強かったです.お肉もビールもおいしく,幕を閉じた7日目でした.

                      旅行記もいよいよ最終日へ.

                      〜その42へ続く〜
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